ハワイで日本人が仕事をしようと思ったらどんな職種が多いのか、またどんな困難が待ち受けているのかまとめました。
目次
ハワイで日本人が採用されやすい仕事
ハワイの企業より雇用ビザ(Hビザ)をサポートしてもらえる可能性のある職種はこちらです。
寿司職人
料理人
パティシエ
ウエディング関係
美容師
プログラマー
エンジニア
医療関係
弁護士
会計士
などの技術職
H-1ビザを取得するためには、普通4年制大学を卒業していることが条件になっています。
ここをクリアしていない場合短大卒業後、6年以上のプロフェッショナルとしての職業経験が必要です。
雇用ビザを取得するのはかなり難しい!
雇用ビザを就職先が取得しようとすると、専門の弁護士を雇い、高額な費用をかけて移民局に雇用ビザを申請することになります。
その仕事が専門性が高く、大学での専攻と一致していて、現地ではそのような人員を確保できないという条件の元採用されたという事を証明できなければなりません。
公式ホームページでは、博士号や学士号を持っている人は優先されるとありました。
それくらい、特殊なスキルを持っている人以外は厳しくなっているのが現状です。
特にスキルもない場合は、英語が話せるというだけでは就労ビザのスポンサーになってくれる就職先を探すことは困難でしょう。
それでも、ハワイで働くことを諦めたくない!という場合はJ-1ビザも考えてみるといいかも。
J-1ビザでワーホリのような働き方も
一般的な雇用ビザは取得が難しくあきらめるしかない場合、比較的取得が簡単なJ-1ビザインターンシップ制度を試してみるのはどうでしょうか。
取得できると、ワーキングホリデーのようにインターンシップで企業からお給料をもらいながら生活することができます。
J-1ビザで働くことのできる期間は1か月半。インターンシップとしては割と長めです。
ビザを取得するのに自己負担で費用が掛かりますが、アメリカで仕事をしながら住みたいという夢は叶えることができます。
永住ビザをもっていると仕事はたくさんある
スーパーで試食をしている日本人スタッフとか、ツアー会社のデスクにいる日本人スタッフに話を聞いたことがありますが、皆さん駐在員の奥様か、アメリカ国籍の人と結婚し永住権がある人ばかりでした。
永住権をもっていると、ツアー会社、レストラン、スーパー、ウエディング関係など、日本語が話せるということが強みとなり就職先がみつかることが多いです。
ハワイは物価が高く、仕事を掛け持ちしている人も多い
私が通っていた語学学校の先生たちは、仕事を掛け持ちしている人が多かったです。
朝と昼は語学学校の先生として働き、夜はレストランやバーテンダーをしている人が多かったです。
私の一番好きな、教え方の上手な先生が、ある日先生ではなくなって学校の事務員になっていました。もう皆に英語を教えることはないと言われ、とても悲しかったのです。その理由も、先生は結婚したばかりで生活費をたくさん稼ぎたいと考え、先生業は朝と昼だけしか仕事がないので一日中仕事がある事務に転身したということでした。
ハワイは物価が高く、夫婦ともに共働きをしている人が多いと言っていました。
もともとハワイに住んでいる人でもそのように長時間働く必要があるという事は、私たちが特殊なスキルを持たずにハワイで挑戦した場合、生活費も稼ぐことができない現実が待っているなと感じました。
観光客以外ウェルカムじゃないことも
ハワイ側としては、特殊な能力を持っていない限り積極的に外国人を受け入れようとは思っていません。
楽園のハワイで働きながら暮らせたらなーと、思うこともありますよね。
ハワイ旅行の時、皆親切だったしアロハーってしてくれて子供にも優しくて…ここで暮らせたらどんなに幸せかと思っている人は多いです。
でもそれはすべて、あなたが観光客だったからです。
ハワイで通勤のためのバスに乗ると夢は冷める?
子供がバスの中でおじさんにアロハー♪ってしても、アロハ返ししてくれないどころか無視されますし、皆ニコニコしてないですし、通勤途中のハワイの人は、日本と同じく疲れた顔をしていてちっとも愛想よくなんかありません。
少し考えれば当たり前の話ですが、ハワイの人は常に陽気で明るくて…なんてことはありません。
まとめ
ハワイで日本人が採用されやすい仕事についてまとめました。
結果、かなり辛口な内容になってしまいました。
私個人の意見では、ハワイでお金を稼ぎながら仕事をするよりも、日本でたくさん稼いで貯めたお金でハワイに長期旅行をするということの方が現実的ではないかなと思っています。
または、どこでも仕事ができるパソコンの仕事で生計を立てていくようにすれば、ハワイで生活しながら働くことも可能かもしれません。