ハワイで1か月滞在するならどんな暮らし方がいいのか考えてみました。
コンドミニアムとアパートの話に引き続き、今回はホームステイとシェアハウス、ルームシェアのメリット・デメリットをご紹介します。
ハワイで出会った人たちを考えると学生やインターンシップの人はシェアハウスやホームステイが多い印象でしたよ。
ハワイで1か月滞在ホームステイする
1か月ほどの長期旅行でしたら、ホームステイもたくさん募集しています。
ただし、想像しているホームステイではなく、ほとんどの家庭が共働きなので鍵だけ渡されてご飯なども用意されないというケースもあります。
ハワイでは物価が高いので、ホームステイという形で家賃収入を得ようとしている人も多く、ホームステイ先で休日にはバーベキュー…なんて想像していたらびっくりするほど淡白な関係かもしれません。
子供と留学するときにホームステイも良いなと思って調べたことがあります。
息子と同じくらいの子供さんがいるホストファミリーだと良いなとか、子供にもハワイの友達ができるから良いなとか想像していたんです。
ホームステイのメリット
日常生活で英語が身に着く
日常会話は英語でしなければいけないので、必然的に英語の力がつきます。
本場の受け答えなどは、暮らしているうちに身に着くので教科書にはない英語の力がつけられます。
ホストファミリーがいるので安心
なにか問題があっても、つねにホストファミリーがいるので安心です。
洗濯物を外に干せる
地味に羨ましかったのが、洗濯物を外に干せること。
ハワイでは、コンドミニアムやアパートのベランダに洗濯物を干すことは禁止です。
ホームステイのお家は庭付きのことが多く、外観が損なわれないのであれば洗濯物は干せるのです。下着などはさすがに干せないと言っていましたが、私たちは毎日乾燥機を回していたので羨ましかったです。
ホームステイのデメリット
ホストがアメリカ人じゃないことがある
よく聞く話ですが、ホームステイ先の家族がアメリカ人じゃなかったということ。多国籍人種が暮らしているハワイなので、そのようなことはあるのですが、友達は英語の勉強もかねてホームステイしたかったので東南アジア系のホストファミリーで英語がめっちゃなまっている!と不満を漏らしていることがありました。
安くない
ホームステイは朝と夕方のご飯がついていることもあり、賃貸として考えることはできないのですが1か月最低でも30万円ほどします。
英語の勉強をかねて、またはハワイの暮らしに潜り込みたいという期待には応えられるでしょうが安い賃貸を求めている時には向きません。
子守をさせられた
ホームステイ先の子供を何かと理由をつけて子守させられていた友達がいました。
当然のように子守させられると確かに嫌かもしれません。
ごはんがマズすぎる
食文化が違うので、用意してくれたごはんがマズすぎて完食できないという悩みもでていました。
晩御飯にポテトチップスとか、缶詰の豆?とか出てくるそうです。
お風呂にゆっくり入れない
日本人のように湯船にお湯をはってゆっくり浸かるという文化がないため、ハワイに住んでいる人はお風呂タイムはとても短いです。
特に朝風呂に入りたいタイプの人は厳しいと思います。
お風呂は一日1回がルールだと思った方が良いです。
ルールが厳しい
ホームステイ先によっては、「このソファーには座らないで」など、厳しいルールを設けているところもあります。
ホームステイ先は選べないため、厳しい家にあたってしまうと辛いかもしれません。
ハワイで1か月の滞在シェアハウスを契約する
シェアハウスにするとお値段がぐっと安くなります。
ただし、シェアしているのは日本人だけではないので、常識的なことが通じなかったり(相手にとっては常識は同じではない)トラブルになることもあります。
友人は、同じシェアハウスの一人がシャワーの時間が異常に長く、また皆が使いたい朝だろうがなんだろうがお構いなしにバスルームを占領するので本当に困っていました。
バスルームとキッチン一つにつき何人でシェアするのか確認しておいた方が良いですよ。
シェアハウスのメリット
安い
ルームシェアよりは少し高いですが、賃貸料はかなり安いです。
学生やインターンシップなどの人はシェアハウスの人が多かったです。
ディナータイムが楽しそう
気の合う仲間ばかりで住んでいる場合、よくダイニングで楽しそうにしている話を聞きました。
誰かが日本に帰る時にはパーティーを開いたり、それはそれは楽しそうでした。
寂しくない
ハワイの一人暮らしってすごく寂しいんです。
日本人もいる場合、思う存分日本語が話せて心穏やかにいれそう。
逆に外人がいるだったら英語が上手になりそうでどっちも捨てがたいです。
情報交換できる
シェアハウスにはいろいろな人が住んでいるので、学生だったりインターンシップ中の人だったり色んな情報があります。
シェアハウスのデメリット
気の合わない人がいたら最悪
気の合わない人、というか日本人が相手じゃなかったら一般常識が違う場合もあります。日本人は特に自分が我慢してやり過ごそうとすることも多いのですが、ほとんどの場合最後まで我慢できなくて喧嘩になってしまいます。そうなると、相手にしては何故もっと早く不満を言ってくれないのか分からず溝は埋まらないということも。
年代が違うこともある
シェアハウスを見学させてもらったことがあるのですが、その時に驚いたことです。
70歳の日本人夫婦が一室を借りていて、朝早く起きて夜も早く就寝するという事でした。
あまりに生活リズムが違いすぎるので、お互いに大丈夫なのかな?と思いました。
シェアハウスは比較的若い人がするものだと思っていたけど、最近は年配の方も多くなっていると管理人の方が言っていました。
ハワイで1か月ルームシェアする
ルームシェア情報は、学校にある掲示板やアパートの掲示板にあります。
借りた人と部屋をシェアするという事で、その相手が気の合う人だったらいいのですが、気の合わない場合はとても窮屈な思いをする可能性があります。
なぜなら、その家のルールは賃貸主であるルームシェアの相手なので何か不満があったとしても対等には話し合うことはできないでしょう。
多少の上下関係ができてしまっていることもあります。
また、私がワイキキで見かけたルームシェア情報は、1ベッドルームに二人で住みませんかという内容。一人がリビングに住んでもう一人はベッドルームに住むというものです。
リビングはカーテンや間仕切りがあるのですが、毎日ここで暮らすのはちょっと…家族なら良いけどと正直思ってしまうのは私だけではないはず。
ルームシェアのメリット
シェアハウスと被る部分は除外しています。
とにかく安い
ハワイは賃貸がとにかく高く、コンドミニアムやアパートの三分の一以下の賃料でかりることができる。
お金を節約しようと思ったらルームシェアが一番安いのは確実です。
ワイキキの中心などでもお金をかけずに借りられる
特にワイキキの中心はコンドミニアムもアパートも高い!
治安の比較的良いワイキキで暮らそうと思ったら、どうしても賃料が高くなるもの。
少しくらい窮屈でもルームシェアなら立地の良い所で暮らすことができます。
気の合う相手なら毎日楽しい
ルームシェアの相手が気の合う友人になると楽しい毎日が送れるでしょう。
入居の手続きが比較的簡単
入居の手続きは、本人同士が納得してお金を支払えばOK。
不動産会社を通すと、振込しなければならなかったりいろんな手数料がかかることも。
ルームシェアのデメリット
相手に気を遣う
生活のリズムが異なる場合、気を遣わなければならないことが増え、お互いに気を使ったりします。リビングに暮らしている友人のそばを通って自分の部屋に行かなければならないので、よほど仲の良い相手じゃないと気を遣いすぎてしんどくなるかも。
トラブル時に仲介人がいない
部屋の使い方にしても、お金のトラブルにしても、何かあった時には仲介してくれる人がいないためすべて自分で解決する必要があります。
きちんとした書類での契約をしていない場合も多く、お互いの信頼で成り立っている場合もあるので注意が必要です。
まとめ
今回は、ホームステイとシェアハウスとルームシェアについてお伝えしました。
私がハワイでやってみたいのはシェアハウスです。
場所によってはリタイア生活としても、シェアハウスは魅力的だと思いました。
前回、ハワイ滞在の時は色々悩みましたが、結局私はコンドミニアムかアパートで迷いコンドミニアムに決めました。
理由は4歳の子供がいたからです。
4歳の子供もOKのシェアハウスはありましたが、こちらが気を遣うだろうなと思いました。
でも、もう少し大きくなって、壁にいたずら書きしなくなって、気に入らないことがあっても泣かないようになったら挑戦してみたいです。