ハワイに来て驚いたこと、それはホームレスの多さです。
しかも驚くことに若い女性もいるんです。
目次
ハワイの若い女性のホームレス
子供が通っていた保育園のそばにホームレスの女性がいました。
保育園の場所はワイキキからバスで5分ほどの場所です。
子供を保育園に連れていく時間にいつも見かけるのですが、その時間はホームレスの女性は起きて身支度をしていました。
その場で着替え、メイクもしています。
まるでキャンプでもしているようにホームレス感があまりないのです。
そして、子供が転んで泣いている時には優しく声をかけてくれたり、毎朝通るので朝の挨拶をしたりしていました。
事情があってホームレスになったのでしょうが、どうして若い女性がホームレスになったのか?危なくないのかなど気になります。
ホームレスは携帯も持っているしおしゃれな服も持っている
このホームレスの女性に、ワイキキのバスの中で一度会ったことがあります。
きれいにお化粧していて、ワンピースの服を着ていました。
とてもホームレスとは思えません。
でも、まぎれもなくいつもの朝に出会うホームレスの女性でした。
公園の遊具の下で寝ているホームレス
ハワイには、子供が遊べる遊具つきの公園が少ないのですが、数少ない公園にもホームレスがいます。
遊具に自分の服を干していたり、遊具の木陰で大の字で寝ていたり、とても子供が遊べる状態ではありません。
ネットで探して見つけた公園にわざわざ行ってみても、このようにホームレスがいて遊べないという事がありました。
テントを建てて生活しているホームレス
初めて見た時キャンプしている人がたくさんいて、ここはキャンプ場なんだなーと思いました。
それほど自然に、テントのそばで家族がキャンプ道具の机といすでコーヒーを飲んでいたんです。
私はキャンプみたいと思って通り過ぎたのですが、友人はここを通るのが怖いと言っていました。
確かに、テントが集まっていてそれが皆ホームレスだと怖いかもしれません。
でも、持ち物も普通にスーパーで買ってきたようなもので、家賃を払えないだけで仕事がある人たちもいるのかなと想像しています。
ハワイの寝たきり老人ホームレス
アラモアナ近くのドン・キホーテに行ったとき、道に迷って15分ほどウロウロしているときに衝撃的なホームレスを見ました。
寝たきりになっているおばあさんで、上の服は着ているのですが下はおむつのみ。
しかも、おむつはいつ装着したものか分かりませんがひどく悪臭がしていました。
動くことはできなくて、誰かがおむつを替えてくれることもあるのでしょうが面倒を見ている人もきっとホームレス。
このおばあさんは、動けずに寝たきりのままホームレスとしてアスファルトの上で死を待っているのか・・・と切なくなりました。
バス停はホームレスの家?
ワイキキの中でも、バス停がホームレスに占拠されているところがあります。
バス停なので私と子供も利用するのですが、ちょっと怖いなーと思ってしまいます。
特に子供は目が合うと話しかけてしまったり、ウロウロしてホームレスの荷物を踏んでしまいかねません。
日が暮れてからだと一層怖く、ホームレスも4人ほど共同生活しているのに一言も話さず奇妙な空間でした。
元英語講師ホームレスに話を聞いた
ワイキキの真ん中で、犬を連れたホームレスに会いました。
その犬に向かって子供が「かわいいーっ」というと、見た目がアメリカ人のホームレスは日本人かと思う程流ちょうな日本語で子供に話しかけました。
思わずどうしてそんなに日本語が上手なのか聞いたことから色んな話を聞くことができましたよ。
日本で英会話教室の講師をしていたというホームレスの人
ホームレスって、教養が低い人がなるわけじゃないの?と驚いてしまいました。
話をしていて、日本独特の気遣いも習得されていたし仕事ができそうな人だったし、物を教えることが上手なんだろうなと感じました。
なにより、日本で何年も暮らしていて英語の先生をしていたので教養が低いっていうわけではなさそうです。
ホームレスって働くことができずお金がない人がなるものだと思っていたので、その概念が崩れました。
そしてその人はアメリカ人と日本人のハーフでした。
アメリカ国籍も日本国籍も両方持っていたそうです。
今はどちらを選んだのかは分かりませんが、両方のパスポートを持っていると嬉しそうに言っていました。
どうしてホームレスになってしまったのか
見る限り、本人に働く気があれば今すぐにでも働けそうな人でした。
語学学校の先生でいてもおかしくはないし、ハワイはまだまだ日本人の観光客相手の仕事はあるはず。半分日本人なためか日本生活が長かったためか繊細な感じも持っているので強みはたくさんあるはずです。
でもホームレスの生活に満足していました。
犬と移動しながら携帯電話も持っているし、少ない荷物をカートに乗せて移動しながら生活することになんの苦もないのです。
つまり、あくせく働いてすべてが家賃に消えていくことに何の意味があるのか、仲間もいて大切なペットもいて家がなくてもそれで充分だということなんです。
まとめ
日本では南国の楽園というイメージが強く、どこもかしこもホームレスだらけなんて情報は聞いたことがなかったので、ホームレスの多さは衝撃でした。
また、ホームレスの中でも携帯を持っていたりお金も持っている人たちもいる中、精神異常で危険な人たちもいました。
今回はハワイのホームレスに話を聞きましたが危ない場合もありますので、ホームレスと話をするのはおすすめできませんよーっ。