今回のフィリピン留学で、子供にも向き不向きがあるなと感じました。
向いている子は楽しんでできるのだけど、向いていない子には過酷な日々であることは間違いないです。
フィリピン留学に向いている子
フィリピンだけでなく、どこの国に行くにも言えることだけど、やはり英語に興味があることが大切です。
楽しみながら英語を身に着けてくれたら、と親は望んでいると思いますが、そのためには日本を離れる前から英語に触れさせることも大切なのかなと感じました。
また、親から離れて集団生活になれていることも必要です。
英語の歌などいくつか知っていると、教室にいる時知っている歌を歌うことがあったりして嬉しそうでした。
フィリピン留学に向いていない子
これをお伝えするのは良いことなのか迷うところではありますが、私が見た現実ですのでそのままお伝えすることにします。
フィリピン留学に向いていない子がいます。それは、集団生活が苦手な子、皆と一緒に英語で遊ぶのがばかばかしく思ってしまう子。
英語が通じない子供たちに、先生はとっても優しいです。ですが、子供にとっては普段日本にいるときよりも子ども扱いされた、と感じることも。子供たちは英語が分からないのですから、先生も優しい声で対応するしかなく仕方がないのです。うちの子は、いつもあまーい声でベイビーと呼ばれ、喜んでいましたが。
ちょっとおませさんの女の子がいたのですが、絵札を見て皆で英語で発音したりする授業や、皆で歌ったりする授業にうんざりしていました。先生の問いかけに、聞こえないふり見えないふり。先生方は本当に困っていました。始めは答えない女の子にも一生懸命話しかけていた先生もどんどん力尽きて、女の子は誰も声をかけてくれなくなり孤独な状態に。
これでは逆に英語が嫌いになってしまうのではと心配になってしまいました。
女の子の気持ちもわからなくはないのです。小学生にもなって、幼稚園児と一緒に英語のお歌を楽しく歌うなんて、ばかばかしいと思うこともあるのかも。
英語が嫌になったら休憩して
英語が好きな息子くんも、もう英語嫌!という時がありました。
そりゃそうです。私は開始3時間で嫌になったくらいですから。
そういう時は、英語は休憩して、したい遊びをさせるようにしました。
お金を払っているからできるだけ英語を吸収してくれ!とも思うのですが、英語嫌いになってしまっては困りますからね。
この学校では、ガラス張りの部屋で親が見えているので、たびたび親のところに来て甘えることも可能(親にとっては授業の妨害ですが)
初めての留学はこういったことも重要かなと思います。